2010年3月25日
木材会館の建築で木材復権、日建設計の山梨知彦氏が講演
設計士と施工者とクライアントが一緒になって考えた建築だった――。木材会館を設計した山梨知彦氏は、シンポジウムの席上、開口一番、国産材の需要低迷に対して「都市建築における木材の復権を目指した」プロジェクトを振り返った。
木材活用推進協議会はこのほど、19カ月の工期を経て昨年6月に竣工した東京・新木場の木材会館で第6回シンポジウム「木材会館を設計して」を開催した。同館を設計した日建設計の山梨知彦・設計部門副代表を講師に招き、木材を不燃化することなく外装材や内装材、構造材に使用する道を切り開いた設計理念を明らかにすることで、都市に生きる木材の可能性を探った。