2009年3月15日
シリーズ「この人」斉藤文隆さん・斉藤木材(有)社長
東海の長柱トップメーカーに
長柱で東海地方のトップメーカーを目指す斉藤木材(有)(三重県松阪市)は昭和35年に先代徳次氏が現在地で創業。45年に工場を建設、ヒノキ長柱製造の専門工場となった。
平成10年には乾燥機、モルダーを導入して時代の要請に応えてKDヒノキ長柱専門工場に。15年にJAS認定工場、16年にモルダー増設、全製品のKDモルダー仕上げを可能とし、東海地方のトップ長柱メーカーへの地歩を固めた。
文隆さんが社長になったのは15年。波風なく社長に就いた。祖父が林業にたずさわり、父親が製材業を創業した社の歴史に加え、両氏の背中を見て育ったことが大きく影響した。
今後の長柱の製品づくりは、グレーディングマシンを設置し、材面に曲げヤング係数の表示で顧客サービスに努めるという。安心な製品づくりとロスの出ない長柱の良さを訴えていく方針だ。
社内においては、クレームの出ない製品づくり体制を構築し、リピーター確保にも余念がない。製材、納品のフットワークもよく、体制づくりと指導に定評がある。生産体制は西垣林業小牧市場と東海木材相互大口市場の2市場から東濃ヒノキ材をはじめ、愛知、静岡、山梨県産の良質ヒノキ丸太を吟味して仕入れている。
仕入れる丸太の総量は、年間1万立方メートル。この量から長柱を5万本製材する。内訳は6メートル材が中心で、7、8メートル以上の長尺材も注文に応じる。出荷先はプレカット工場50%、市売業者30%、ハウスメーカーなど20%の割合。
社員11人の少数精鋭で、顧客の長柱に関するあらゆる要望に応え、ロスの出ない製品づくりでリピーターとなってもらうよう日々励む。