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2009年3月10日

公共物件のフローリング施工、国産針葉樹品も「下地施工あれば節有り大丈夫」

JAS規格で2メートル以内に6個など節数の条件がついていた根太張り用フローリングが、直張り用と同様に節ありでも公共建築で使用できることが、日本フローリング工業会(田伏恬弘会長)の調べでわかった。同会では年内までに「フローリング張り標準仕様書」を改訂し、内外への周知徹底を図る意向だ。役物以外もJAS規格として使えることから、課題だったコスト面をクリア、公共建築での国産フローリング市場が一気に活性化しそうだ。

今回確認されたことは、「強度が担保される下地材」を使用していれば「直張り用」とし、節数条件が関係なくなるというもの((財)日本合板検査会確認済)。「フローリングボードJAS」(平成20年6月版)のなか、根太張りは「フローリングを根太の上に単独で張り込むこと」とするのに対し、直張りは「フローリングを素地床(コンクリート床スラブもしくはその上に下張り床材を施工した床)の上に張り込むこと」と定義されている。つまり、「根太等の上に単独で床面の強度を担保する下張り床材を施工した床」は直張りとなる(工業会)。

現在、「根太張りのほとんどが捨て張り(下地に構造用合板など強度を担保する面材を施工すること)で施工される」(工業会)ということもあり、釘打ち施工であっても下地ありなら直張りに分類され、6個以内という節数の条件はなくなる。また、埋木補修などは25ミリ以下から30ミリ以下へ緩和される。これによって、これまで小節以上の等級を要求されていた針葉樹フローリングに、一等材などの使用が認められる。

工業会メンバーのメーカーは「国産針葉樹の単層フローリングの直張り用がここ数年で普及したことに加え、下地施工の有無を確認できないメーカーが釘打ち用の材料として根太張り用を出荷していたこと」と説明した。