2009年2月10日
全森連「森林の仕事ガイダンス」東京・秋葉原に5千人、林業就活相談で真剣に聞き入る
全国森林組合連合会が主催する「森林の仕事ガイダンス」が大阪(1月9、10日)と東京(1月23、24日)の2大都市で開催され、両会場とも前年を大幅に上回る来場者で盛況となった。
今回の特徴として、従来の林業を志望する相談者に加え、他業界からの転職希望者や失業者なども交じり、年齢層の幅も広がっていることがうかがえた。環境への関心の高まりとともに、雇用情勢の変化という背景が林業にスポットライトを浴びせている。
森林の仕事ガイダンスは、各地域の林業労働力確保支援センターや森林組合などが参加する林業就業の共同説明会で、相談者へ就業までの道のりを紹介する。就業斡旋ではないため、一般的な就職相談会とは性質が異なるものの、各会場とも就職相談会さながらの熱気を帯びていた。
東京会場は両日で5260人(前年は4061人)、大阪会場も1704人(1520人)と前年を大幅に上回った。各ブースで熱心に聞き入る相談者のなか、年輩者の姿も少なくない。また、30~40歳代のスーツ姿も交じる。
東京初日は、昼過ぎをピークに会場前には入場希望者の列ができる盛況ぶり。「これまでは林業を志望する学生らが中心だったが、雇用情勢の変化もあり幅広い年齢層が来場している傾向」(全森連)という。
相談者の変化は参加した森林組合も指摘する。「転職希望も多いが、失業者の相談もあり林業そのものの説明からするケースも少なくなかった」「50~60歳代で故郷での就職を希望する相談もあった」などこれまでの説明会とは少し勝手が違う。ただ共通していたのは、どの相談者も真剣なまなざしで説明を受けていたことで、説明者も懇切丁寧に応じていたのが印象的だった。