2009年2月5日
シリーズ【この一葉】日本の木シリーズ「ヒノキ」
写真左:郷里が木曽路の知人に「きそひのきはし」の焼印がついた桧製の箸を頂いた。尊父お手製のもので、1本1本きれいに柾目が通った立派なものである。かつてその集落では桧の板葺き屋根の民家があり、100年生以上の大径材が補修材として各家庭にあったそうだ。
今は屋根に使わないため箸や小物に変わる。使ってみると、100年前の原風景へと誘う芳香が食卓に広がった。
写真中:間伐材でつくられたアルプホルン。神奈川県横浜市で間伐など自然保護活動をするボランティアグループ「雑木林ファンクラブ」が製作。スギ、ヒノキの間伐材を使用して、図面を見ながら試行錯誤の末、完成させた。本場に負けない音色は乾いた空気を振動させた。
写真右:原木を売買する市場。写真はヒノキで長さ16メートル。ここまで大きい造材は珍しく、神社などの社木が風で倒されたり、落雷した際に出材されることがほとんど。相場は、程度にもよるが1千万円(1本)以上の値がつくこともある。
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