2009年1月25日
シリーズ【この一葉】水戸学の影響
写真左:水戸藩校「弘道館」(茨城県水戸市)。その主義・精神は日本古来の倫理道を基本とし、これに中国に発した儒教の道徳を採用したもの、世に水戸学といわれた。幕末期には、高揚した尊王攘夷運動の指導理念になるなど、諸藩の志士に多大な感化を与えた。君臣・父子の別をわきまえ、上下の秩序や礼節を重んじる思想教育はいまなお、時代的に要求されている。
写真中:湯殿(左奥は便所)。明治維新に将軍職を辞した徳川慶喜が、ここで身を清め、静かに朝廷の命を待った。
写真右:駅前の水戸黄門。徳川光圀が大日本史の編さんなど文化事業の展開のため、多用で果たせなかった藩校建設。その遺志を斉昭が継ぎ、1841年に開館した。