2008年12月10日
シリーズ【この一葉】特急〔はやとの風〕
鉄道ファンのあいだでは有名な話なのだが、JR九州の列車内装には木材が使われていることが多い。特急列車やイベント列車のみならず、普通列車の内装にまで木材が登場するというこだわりぶりは全国的にもめずらしいのではないだろうか。車内空間に高級感を与える“いい仕事”だ。
写真は特急〔はやとの風〕車内展望フリースペースの席。観光気分を移動途中から盛り上げてくれる独特なデザインは、旅の思い出として強く印象に残ることだろう。
木材をふんだんに使用した九州新幹線800系電車の内装(本紙2003年5月15日付1面で一部を紹介)も利用者に好評。このほどデザインが発表された、山陽新幹線から九州新幹線に直通する新造車両にもこのコンセプトは受け継がれるとのことで、「全国の鉄道会社に車内木造化ブームが飛び火しないかな」などとついつい思ってしまう。
特急〔はやとの風〕=JR肥薩線「吉松」~同鹿児島本線「鹿児島中央」駅間を1日2往復
☆写真提供=杉山健さん(江東区、新和印刷(株))