2008年11月5日
シリーズ【この一葉】不老長寿を祈願
和歌の庭「六義園」(りくぎえん、東京都文京区)。五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が1702年、和歌の趣味を基調とする回遊式築山泉水の大名庭園として築園した。池をめぐる園路を歩きながら移り変わる景色を楽しめる繊細で温和な日本庭園だ。写真は「蓬莱島」(ほうらいじま)。神仏思想を主題とした洞窟石組(アーチ型)をなしている。「古くから仙人が住む島といわれ、不老長寿の祈願が絶えない」(中山なつ希サービスセンター長)という。
同園は11月22日から「紅葉と大名庭園のライトアップ」を開催する。秋から冬へと移り変わるこの季節、しっとりとした情緒に庭園は包まれる。開園時間=午前9時~午後9時(ライトアップは日没から)、入園料=一般300円、12月14日まで。
問い合わせ先=(財)東京都公園協会・六義園(電話03―3941―2222)JR・東京メトロ南北線駒込駅徒歩7分、都営三田線千石駅徒歩10分