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2008年10月30日

シリーズ「この人」吉村良三さん・地球の会理事長
籏政廣さん・岐阜県銘木協同組合理事長

愛知、岐阜でビッグイベント2つ

「日本の木で家づくりサミット」吉村良三さん
「全国銘木展示会」籏政廣さん

名古屋と岐阜で11月10~15日の間に、2つのビッグイベントが開催される。1つは10~12日まで行われるNPO環境共棲住宅「地球の会」の年間最大イベント、「日本の木の第3回家づくりサミットinあいち・ぎふ」が名古屋国際会議場と岐阜県中津川市加子母で。もう1つは14と15日に第52回全国銘木展示大会が相次いで開催される。それぞれのイベントでリーダーをつとめる2人。地球の会理事長の吉村良三さんと岐阜県銘木協同組合理事長の籏政廣さんがこの人。

人と環境重視の家づくりをサミットで情報発信

吉村さんは、林業支援を主な目的に全国の国産材住宅をつくっている有力工務店に呼びかけ、現在60社で年間2千棟を供給する地球の会を運営している。日本の木で家づくりサミットは最大イベントとして、国交省、林野庁や環境省の後援を得て、今回は吉村さんのおひざ元の名古屋、岐阜で開催する。このイベントを通じて地球の会の活動を情報発信する。参加者は380人を予定。

自身も10日の開会式、記念講演の後に「木と技と心のCS経営」と題して持論で日頃実践している理念経営ともいうべき自身が経営する新和建設の話を行うことになっている。木と技と心、つまり新和建設らしい社員を育ててきた。1日5回の現場清掃は、心の清掃でもあるとキャッチフレーズでうたっているが、地域の清掃活動も含め社会活動と実戦で社員意識の高い企業を目指している。

地球の会で先進的な取組みを行っている会員のベンチマークや設計、環境への取り組みの勉強会に加え、森林ツアーも全国各地で行っている。

自ら集荷に出かけ優良材集めを行う籏政廣さん

2年前にも全国銘木展示大会を行ったばかりだが、岐阜県銘木協同組合の全国的な存在感が高く今年も11月13日に記念式典(大垣フォーラムホテル)に続き14日に製品、15日に原木の展示即売会を同協同組合で行うことになった。

その岐阜銘のリーダーの籏政廣さんは、少ない銘木資源を求めて自ら荷主とともに山に分け入り見積価格から造材まで指導する実戦派。毎月1回の記念市の目玉になる銘木を集め、盛り上げているために全国から原木と製品それに買い方が集まる屈指の銘木市場になった。

面倒見の良い理事長として信頼が厚く、職員の育成に努めてきたことも優秀なセリ子がそろった。今回も数十年に一度出るか出ないかと言われる吉野産のケヤキ丸太優良材を籏さんらが製品化して出品し目玉商品にした。日本の銘木、木造文化の灯を消さない努力を必死で行っている。

(よしむら・りょうぞう)NPO環境共棲住宅「地球の会」理事長。同会は林業支援を目的に全国の有力工務店60社で組織、国産材住宅を年間2000棟供給している。最大イベントの家づくりサミットも今回で3回目を迎える。CS経営として1日5回の現場清掃を取り入れる「心の清掃」がキャッチフレーズ。

(はた・まさひろ)岐阜県銘木協同組合理事長。同組合は、日本の銘木、木造文化の象徴でもある銘木の原木、製品を展示即売する「第52回全国銘木展示大会」の実行団体。少ない資源を求めて自ら山に入り、見積から造材まで指導する実践派として知られる。面倒見のいい理事長として信頼も厚い。