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2008年9月15日

シリーズ【この一葉】杣人(そまびと)の仕事

山落とし。伐り出した木をできる限り傷をつけずに運ぶことは大変だが、良材として知られる木曽桧は古くから遠方まで運ばれていたという。豊臣秀吉は木曽を直領とし、木曽川を下して聚楽第や伏見城下の造営に用いていた。当時、川を利用する運材の方法には「山落とし」「小谷狩」(こたにがり)「大川狩」(おおかわがり)「筏流し」(いかだながし)などがあった。尾根筋から谷川までは丸太を利用して桶状の流路(桟手=さで、修羅=しゅら)をつくり、急な岸壁では綱を用いて釣り上げて降ろした(釣木)。谷川に集められた木材は、本流まで流れにのせて運搬し、水量が少ない場所では小さなダム(床堰=とこせき)をつくる。本流では流れに沿って木材を誘導し、途中から筏に組んで、最終の目的地まで運んだ。写真は流路「修羅」の模型(中部森林管理局・木曽森林管理署所蔵)。(株)竹中工務店東京本店の企画展「伐 ―木を伐る技―」で公開中だ。

▽開催日時=8月18日~9月26日、午前10時~午後6時、入場無料▽問い合わせ先=(株)竹中工務店東京本店ギャラリーエークワッド(東京都江東区、電話03―6660―6011)

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