2008年9月10日
シリーズ「この人」杉林勝信さん・杉林銘木合板(有)代表取締役
(すぎばやし・かつのぶ)東京銘木協同組合理事長。18年に渡って理事、副理事長を歴任。経験を生かした辣腕で市売の活性化を目指す。昭和13年生まれ。
銘木市場の有効利用で市売の活性化を目指す
東京・江戸川区の杉林銘木合板(有)の代表取締役を務める杉林勝信さんは、昭和45年に同社を創業した。また今年5月末の東京銘木協同組合の総会で理事長に選任され、名実ともに銘木業界の顔となった。
創業当時の杉林銘木合板は、おもに和室銘木天井板の製造販売を行っていた。昭和55年に有限会社に法人化、今年で創業40周年を迎える。主力商品は目透かし天井板、ムク天井板、竿ブチ天井板の和室銘木天井板の製造販売に加え、茶室水屋材や和室造作材なども手がける。
「新設住宅で木造住宅の伝統ともいえる和室が減少し、銘木業界は苦慮している。地球温暖化防止から健康によく環境にやさしい木材に追い風が吹いているので、銘木業界もそれにうまく乗っていきたい」
東京銘木協同組合理事長に選任され、銘木業界の顔となった。「銘木業界は多くの課題を抱えている。今、できることとして、市売活性化のために9月からセリ開始を9時半から1時間遅れの10時半開始にした。また、毎年9月に後継者の集まりである東京銘青会とともに東京銘青会展を行っており、今年も開催する。前日には需要掘り起こしの一環として、一般消費者を対象に市場開放する予定」