2008年9月5日
【20年度7月新設住宅着工戸数】
13カ月ぶり増加も改正法前の水準届か
国土交通省が発表した7月の新設住宅着工戸数は、前年比19・0%増の9万7212戸で13カ月ぶりに前年実績を上回った。持ち家、貸家、分譲住宅のいずれもが前年を上回ったものの、改正建築基準法前の水準は下回っており、回復の改善を示す数字には届かなかった。
着工床面積は同15・9%増の806万1千平方メートル。季節調整済年率換算では114万4千戸となった。
- 持ち家 : 23・1%増の2万9663戸で18カ月ぶりの増加。うち木造戸建ては2万4263戸。
- 貸家 : 22・7%増の4万2655戸で13カ月ぶりの増加。うち木造は1万1706戸。
- 分譲 : 12・7%増の2万3941戸で13カ月ぶりの増加。うちマンションは15・9%増、戸建ては8・9%増。
- 木造 : 20・5%増の4万5335戸。木造率は46・6%。床面積は18・4%増の460万1千平方メートル。
- 2×4 :32・5%増の9011戸で4カ月連続の増加。うち貸家は4743戸、持ち家は2829戸。
- プレハブ :6・0%増の1万3842戸で増加に転じた。うち木造は21・8%増の1540戸。
地域別では、総戸数が首都圏(21・7%増)、中部圏(5・7%増)、近畿圏(21・9%増)、その他地域(20・6%増)のすべての地域で前年を上回った。
季節調整済み年率換算は114万4千戸で改正法前の水準を下回っている。今後も資材価格の高騰やマンション在庫など先行きが懸念される材料もあり、住宅着工の市況はしばらく注目されそうだ。