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2008年7月5日

【20年度5月新設住宅着工戸数】 6・5%減の9万804戸

マンション11カ月ぶり回復も景気足踏みで低水準続く

国土交通省が発表した5月の新設住宅着工戸数は、前年比6・5%減の9万804戸で11カ月連続で前年実績を下回った。内訳では新設マンション、2×4、プレハブが前年実績を上回ったものの、市況が改善するまでの数字の上積みはなかった。同省では「建築基準法関連の影響は薄くなった」とし住宅需要の低迷を示唆している。物価や金利の上昇による景気の足踏みが慢性的な住宅需要の低迷に拍車をかけているのは確かだ。

着工床面積は同8・1%減の762万4千平方メートル。季節調整済年率換算では107万2千戸となった。

  • 持ち家 : 5・7%減の2万7194戸で16カ月連続の減少。うち木造戸建ては2万2200戸。
  • 貸家 : 8・6%減の3万7733戸で11カ月連続の減少。うち木造が1万1230戸。
  • 分譲 : 3・1%減の2万5157戸で11カ月連続の減少。うちマンションは4・0%増で11カ月ぶりに増加。
  • 木造 : 3・2%減の4万2729戸。木造率は47・1%。床面積は5・9%減の435万2千平方メートル。
  • 2×4 : 5・0%増の8406戸で2カ月連続の増加。うち貸家が16・5%増の4473戸。
  • プレハブ :5・8%増の1万2733戸で3カ月ぶりに増加。うち木造は6・5%増の1321戸。

地域別では、総戸数が中部圏(6・1%増)が増加となったものの、首都圏(1・5%減)、近畿圏(30・5%減)、その他地域(3・2%減)で減少。中部圏はマンション(42・8%増)、貸家(6・2%増)が伸びた。今回、11カ月ぶりに増加となった新設マンションは、首都圏、中部圏で大幅な数字の伸びを見せた。ただ、前年実績が低水準(前年比20・3%減)だったことから市況回復という見方は苦しい。