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2008年6月30日

シリーズ【この一葉】「荒れた山の写真、本日入荷しました」

子どもたちや一般消費者に山や木材のすばらしさ、大切さを伝える取り組みをしている方から「“手入れの行き届いた山”の写真は持っているんだけど“ほったらかしで荒れ果てた山”の写真が手元にないんだ。持っていたらいただきたいのだが」と会うとお願いされていた。

これまでに山の写真なんて何百枚も撮っているのだから、どこかにあるだろうと探し始めてみたが、手元にあるのは手入れの行き届いた美しい山の写真ばかり。「あっ、そういうことだったのか」と気づかされた。

木材業界のなかにいると、自発的に足を向けるのも、案内されるのも“美林”ばかりとなる。“ダメな山”の写真などまったくといっていいほどないのだ。

そんなこともあり、週末、電車に乗り山に向かった。山合いに入るとあるある、どこの山も荒れ放題だ。車窓からでもよく確認できる。下草は刈られずにほったらかしで藪のようになり、枝打ちもまったくされずに幹は身をはぎ取られ骨だらけになってしまった魚の残がいのような姿を見せている。

山は手入れされることがどれだけ大切であるかを比較して伝えるためにも、これからは「荒れた山」の写真も意識して撮影しようと痛感した。

この写真を含め、掲載している画像は山の大切さを子どもたちや消費者に伝える目的であれば自由にお使いください。希望があれば、フルスケールの画素数の状態でデータ送信いたしますので、ご連絡ください。

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