2008年6月20日
シリーズ【この一葉】調和する美術と木材
国立新美術館。特定の所蔵品を持たず、国内最大級の展示スペースを生かした多彩な展示会の開催や情報収集・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす新しいタイプの美術館として2007年1月開館した。周囲の緑が、透明で大波のようにうねるガラスの外壁曲線を通して、建物内部の「光壁」=写真・左(1階アトリウム)と美しく調和している。
1.光壁(木リブ材):芯材=米栂積層、単板=米杉。厚50×巾150×長5000~8000(ミリ)
2.フローリング:ウリン(インドネシア産)、厚15×巾75×乱尺(ミリ)、JAS規制対象外(化学物質を使用していない天然木)。展示室やホワイエのフローリングには、北海道とロシア産のナラを使用。床材使用量:29立方メートル。
設計監理:黒川紀章・日本設計、施工:鹿島・大成・松村JV(1工区)、延床面積:4万7637平方メートル。
▽問い合わせ先=独立行政法人国立美術館・国立新美術館・広報/小島桂氏(東京都港区六本木、電話03―5777―8600、東京メトロ千代田線乃木坂駅直結)
鹿島建設㈱生産計画部/浦山紀幸課長(03―5544―1111)、鹿島建物総合管理(株)/柴田忠彦副統括(03―5228―5151)
「光壁」製作・取付:シプコー工業(株)/押田平和取締役、高田智嘉課長(03―3265―8021)
床施工:北海道パーケット工業(株)(03―3313―4181)