2008年6月15日
シリーズ「この人」煙山泰子さん・KEM工房主宰 木育ファミリー代表
(けむりやまやすこさん)「木育ファミリー会員証の木のたまご(10種類の道産材で作られている)を持った煙山さん」
人の心に木を植えることから始めよう
煙山さんは北海道教育大学特設美術科で木工芸を学んだ人だ。大学3年の時に木と出会い、卒業後も教職につかず、木工芸品制作の道を歩み、1979年にKEM工房を設立した。
「木が好きなんですね。自分自身が買いたくなるようなもの、生活の中で使えるものを作りたい。それが、ものづくりを通じて人と関わりたいと思うようになった」という。84年に網走管内津別町にある木工芸協同組合グループの地域起こしの活動と関わるようになった。木のおもちゃ、木製品のデザイン-製作を手伝うようになり活動の場を広げた。
その煙山さん、近年は「木育」の普及活動に取り組んでいる。「小さい頃から長く付き合っていれば、木を好きになって当然です。人間のDNAの中には、木と森が組み込まれている。それが経済のしくみの変化などで人と木の関係が疎遠になった。木と人が楽しく遊ぶ経験が少なくなり、木のことが分からなくなった。その関係を取り戻したい」と語る。
“木とふれあい、木に学び、木と生きる”が木育のキャッチフレーズ。05年4月に「木育」を進める民間組織として「木育ファミリー」を設立。現在会員は80人ほど。北海道はもとより四国、九州と全国各地に会員がいる。
「人の心に木を植え、育てる活動をしていきたい。木のおもちゃ、木の家具がある家の中で家族が楽しく遊ぶ時間を過ごす体験、それが木の家がほしいということに繋がっていくのでは」と指摘する。これが原点であり、木材・木製品の需要拡大もここから始まるということでもある。
木育ファミリーに関心のある方は下記へ。
▽問い合わせ先=FAX:011-215-5527/Eメール:family@mokuiku.net
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