2008年5月10日
【適材適所の会】筑波大付属中学校で「木育」授業
適材適所の会(東京都世田谷区、加藤政実会長)はこのほど、筑波大学付属中学校(東京都文京区)で木育セミナーを開催した。日本の将来を担う中学生41人が、材木商の知識や経験を生かした木材や森林に関する話に耳を傾けた。
同校は今月、静岡県富士山麓で修学旅行を予定している。各生徒は文学や自然、勤労体験、畜産、地方文化など指定されたコースを選択。事前に研究課題を設定して、現地で実証研究を行う。
今回、適材適所の会が実施したセミナーは自然コースを選択、山麓の朝霧高原で間伐体験を行う生徒向けの事前講義として行われた。担当の館潤二教諭は「生徒が日本人の生活に密接に結びついている森の果たす役割を学ぶことができれば」と話す。
講義のなか、加藤会長は「木を無駄なく使い、長持ちさせることが大切。森が森であり続けることが、地球環境にとって重要な意味を持つ」と説明したうえ「木もそれぞれ、人もそれぞれオンリーワン。自分の個性を好きになってほしい」とエールを送った。
解説
適材適所の会(てきざいてきしょのかい)
東京都や埼玉県の木材業者を中心に組織され、任意団体として2007年発足。木材マイスターとして国産材活用の大切さを訴え続ける。木材や住宅についての「出前講座」を通して、環境問題を国産材の切り口で消費者に伝えている。