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2008年2月25日

【東京・問屋相場2月】米材原木が高騰、WWはさらに下げる

東京木材問屋協同組合(吉条良明理事長)は価格市況調査委員会(森林慎介委員長)で2月の問屋相場を評定した。1月下旬から全品目共通して荷動きが極端に低下するなか、米松丸太が360~720円上げた。京浜マーケットでは3ヵ月連続入荷なしの状況からコースト系にも不足感が強まっている。フレート高は止まらず、予定している2月入荷分もコストは上昇していることから、カスケード、コーストともに強含み。

北欧材はホワイトウッド(WW)全般の仕入れ価格が緩やかに上昇。菅柱は先月の100円上げに続き今月も更に上げた。「流通サイドが在庫を絞り込んでいたので、今までは値上げが通ったが、これからの動向に関しては一層の注意が必要」(委員)という。

合板は国産針葉樹の相場が、1月末になってようやく下げ止まりを見せた。メーカーが通したいとする4%程度の値上げは、膨大な在庫水準や不需要期を背景に「もう少し時間が必要」(委員)としている。また、ラワン構造用を筆頭に型枠、薄物などの欠品、入荷待ちのものも多く、価格は総じて強い。

一方、秋田材・青森ヒバ材は「先行き不透明というしかない商況が続いている」、松材(平角)は「2月に入ってビル建設の基礎工事に使用される矢板に動きが見られるようになった」、東海材は「産地丸太の出材が順調、製品を買って欲しいという電話がかかってくる」、紀州材・尾鷲材は「相変わらずの不振が続いている」、九州材は「荷動きが極端に低下。製品需要の低下を受けて、丸太出材減。今後は価格よりも荷動きとの姿勢が強い」、吉野材は「別注品の造作材が主流。木取りから加工まで行って納品するのが当たり前」、木曽桧は「特選が高値安定になりつつあり、三方無節の出品量はそこそこ、高値で180万円/立方メートルという値もついた」、広葉樹は「産地の原木市場が堅調、荷動き少ないものの、値上げには応じられない状況」と保合い評定。

そのほか、南洋材・中国材は「マレーシアの出材が低調。国内はバンドルの荷動きが低調だが、まとまった注文材の引き合いは多い。インドネシアはメルクシの出材が順調。中国製品は人民元の切り上げや原油価格の上昇などを理由に全アイテム値上げを唱えてくる」、米材製品は「カナダの米松グリーン、KDが現地価格を上げてきているので注意が必要」、北洋材は「KD材が底値圏に張り付いたままなので、グリーン材ユーザーがKDにシフトしている」などと報告した。