2007年11月25日
住友林業
CoC認証で流通から施工まで全工程を合法証明
北海道エリアでは「認証材使用証明書」を全棟発行
住友林業(株)(東京都千代田区、矢野龍社長)はこのほど、森林認証材(SGEC)の分別表示システムの認証(CoC認証)を取得し、同社社有林4万ヘクタールから産出される認証材の加工・流通過程における分別表示管理を可能とした。今回のような認証取得は大手メーカーでは初めてのもの。
同社は昨年、社有林(北海道、和歌山、四国、九州)全域で「SGEC認証」を取得しており、今回取得した「CoC認証」によって産出された木材を流通・加工過程でも認証材として証明できる体制となった。
認証取得に関しては、同社製材工場や全国30カ所の同社指定プレカット工場などにおいて非認証材が混入することなく分別管理可能か審査され、認証取得に至った。これにより、柱・土台などの対象製品に「SGEC認証」に基づく調達木材であることを示す「SGECマーク」を表示することや、証明書の発行も可能となった。
同社は今後、北海道地域で建築するすべての「住友林業の家」に「森林認証材使用証明書」を発行するとともに、和歌山、四国、九州地域でも認証材供給に注力する計画で、全国的にも広く森林認証材の利用を検討している。
※SGEC(Sustainable Green Ecosystem Council)認証=「緑の循環」認証会議日本独自の森林認証制度で2003年設立。森林が適正に管理されていることを第三者の立場で証明する制度。
※CoC(Chain of Custody)認証=認証された森林から生産された木材・木材製品が、加工・流通過程において非認証林から生産された製品と混ざらないよう区別し、適切に管理されていることを条件に生産者や販売業者を認証する制度。