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2007年11月5日

中国木材
鹿島工場が竣工
堀川社長「世界との競争を勝ち残る」

中国木材(株)(本社・広島県呉市)の「鹿島工場竣工披露パーティー」が先ごろ、鹿島工場に程近い鹿島セントラルホテルで盛大に開催された。同日は同社製品の最大消費地である関東地方を中心に、東北地方以北の顧客、海外からも650人を超える関係者が訪れ、茨城県神栖市に建設された新工場の門出を祝った。

パーティーの冒頭、堀川保幸社長は新工場の概要と竣工に至るまでの経緯を出席者に説明し、多くの人々の協力で工場が無事稼動を始めたことに対して感謝の意を示した。次いで現在の木材業界の動向に触れ、「木材業界は厳しい世界との競争になっている。世界との競争を勝ち残らなければならない」として、「これから生きるか死ぬかの気持ちで全力を尽くしていく」と語った。

鹿島工場は(1)本社工場に比較して米国より原木到着が4日近い(2)バースが大きい(3)最大のマーケットがある-など、その立地条件により物流コストを中心に15億円の効率化が図れるとしている。

また、現在の製材工場の稼働率はまだ6割だが、今後、生産量が上がってくればスキャナーを使ったコンピュータ制御による高い生産性は大きな威力を発揮する。乾燥釜への熱エネルギー供給を行うほか、売電も可能な日本最大のバイオマス発電の完成も間近だ。

堀川社長は「工場建設は当初の予定より13年遅れたが、為替、フレート、世界の木材需要の動向などから、新工場の稼動はベストタイミングだったと思う。家事など不足の事態が何より心配だったが、本社工場と新工場の2工場体制が完成したことで、顧客により安定した製品の供給ができるようになった」と語り、日本最大の製材工場として今後ともその供給責任を果たしていくことを明言した。