2007年10月10日
北海道独自の森林環境税導入へ
幅広い視点から「森林保全と活用」の議論始まる
北海道森づくり審議会・森林の保全と活用方策等に関する検討専門部会(柿澤宏昭会長)の第1回会議がこのほど、委員10人が出席して札幌市で開かれた。
テーマは「北海道の森林、自然環境に関する現状と課題」。委員からは森林の重要性や活用に関する教育への意見が相次いだほか、道産材の活用推進の声が多かった。部会は今後、地球温暖化防止に貢献する森林づくり、多発する自然災害・多様な自然環境の保全、道民参加の森林づくり・森林活用の新たな芽生え、森林の保全対策のテーマ(今回も含め全部で5回)で検討を進めていく。
各委員からの発言要旨は次のとおり。
「森林を育てるには間伐をするなど手入れが必要だということを学校の先生が知らない。木を伐ることは自然に対して悪いことだと子どもに教えている。そのくせ、勉強に使うノートの紙をたくさん使っていることの矛盾に気がつかないでいる。森林の働きと森林を守り育てることの大事さを教える教育が必要だ」
「人工林は畑の作物と同じで手入れをしないと育たない。木育を通じてそのことを教育する必要がある」
「北海道に木工作家が住みついている。道産材を使ったヒット商品をつくり、全国へ発送するプロジェクトがあればよい」
「道産材が多く使われれば北海道の森林整備につながる。道民が道産材を使って家を建てる。道産材を買い支える道民参加の仕方もある」