木材・建材業界を応援する住まいの総合マガジン 林材新聞

お問い合わせ先

株式会社 林材新聞社

TEL:03-3641-8953(代)
FAX:03-3641-5794

2007年8月20日

【ニチハ】窯業系外装材14ミリ化への対応
12ミリから14ミリ厚に10月から順次切り替え

窯業系外装材最大手のニチハ(株)(愛知県名古屋市、井上洋一郎社長)は、外装材の5割を占める12ミリ厚を今年10月から順次生産を14ミリ厚に切り替え、来年8月までに12ミリ厚を全面生産停止して外装材は14ミリ厚以上の厚さにする。

この14ミリ化によってコスト上昇分の15%の値上げを実施する。また16ミリ厚商品についても全面的な仕様変更を行い、今年11月21日から価格を15%アップする。同社では「資材、燃料費高騰から生産コスト削減努力では吸収できず今回の値上げになる」と説明。

従来の12ミリ厚商品を14ミリに切り替えることになったのは、昨年6月に公布された住生活基本法により窯業系JIS改正が行われて14ミリ厚以上にして住宅外壁の性能向上と超寿命化を図ることが日本窯業外装材協会で決定したため。

同社の場合、12ミリ厚商品は14ミリ厚商品に全面的に切り替えるが、その際、厚みだけ14ミリ化し、柄は12ミリ厚商品と同じにするものが200品番あり全体の7割を占める。残りの3割の50品番については厚み、柄とも変える。さらに性能アップを図り、耐候性能を2年引き上げ7年保証にする。耐火等級は3等級にし、軽量化も行う。釘を使う施工方法は15ミリ厚まで。16ミリ厚以上は金具工法となる。

同社の12ミリ厚ラインは全工場で7ラインあるが、このラインを使い14ミリ厚商品を生産する。16ミリ厚商品についても性能レベル向上と仕様変更を行うために、11月21日から現行価格から15%値上げする。中厚品の性能をすべて塗膜10年保証、耐火等級を4等級にレベルアップする。

対象商品はモエンエクセラード(オペリアシリーズは除く)、モエンレジェンドール、モエンサイディングS。