木材・建材業界を応援する住まいの総合マガジン 林材新聞

お問い合わせ先

株式会社 林材新聞社

TEL:03-3641-8953(代)
FAX:03-3641-5794

2007年6月25日

住宅の設計士124人が奥深い材木の世界を堪能、東京中央木材市場
都心に近い木材市場が設計士に対して国産材PR

木の香りに包まれた林場内で「木の香りの空間を設計の武器に」という声もあがっていた
木の香りに包まれた林場内で「木の香りの空間を設計の武器に」という声もあがっていた

東京中央木材市場(千葉県浦安市、飯島正敏社長)の買方組合(松村重平会長)はこのほど、千葉県の浦安市場で設計士に対する国産材PRイベント第2弾「"樹魁"(じゅかい)-木に触れ・・・新たなる創造の種を」を開催したところ前回(昨年11月)を大きく上回る124人の設計士が参加。そのほかにも同市場の買方や他の市場関係者、林野庁、団体などを含め総勢283人が来場した。「ムク材や国産材を使いたいという設計士の多さを改めて感じた」(同木材市場企画推進室)というように設計士の国産材への関心の高さをうかがわせるイベントとなった。

"樹魁"act.2は、住宅を購入する施主に対して最も近い存在にある設計士を市場に招き、国産材を中心とする「本物の樹」を実際に見て、触れてもらい「木材をデザイン」してもらうことが目的のイベント。

前回展のアンケート結果をもとに、林場内覧会に重点を置いた今回は、2時間に及ぶ時間を設け、ゆったりと、そして各自の自主性にまかせた見学会とした。20を超える各問屋のブースを思い思いに訪れ、質問、相談する風景が目立った。

主催者側の飯島社長は「国産材の利用は、森林整備や治山治水につながる。いかに設計にムク材を取り入れてくれるか楽しみだ」、また大塚勝吾問屋組合理事長は「築地にマグロやカツオなどの専門問屋があるように木材市場にも21の問屋があり、ヒノキ、ケヤキなどそれぞれ特徴を持った材を扱っている」と設計士の活動に期待を寄せる。

▽見学した設計士の声から

「ホームセンターの材とはまったく違い、ムクに対する見方が変わった」「こんなところ(木材市場)が都心近くにあるなんて驚き」「ムク材の価格がこんなにリーズナブルとは」「木の香りの空間を武器にしたい」